今日は、修行途中で訪れたニュージーランドのクイーンズタウンでのハイキング記事を書こうとしていました。
しかし、
前置きの部分があまりにも長くなりましたので、2回に分けてお届けします。
今日はクィーンズタウンハイキングの序章です。
修行途中になぜニュージーランドでハイキングをしようと思ったのか、そのきっかけになった旅行の話です。
【ハイキングには縁のない生活】
同級生たちが、ハイキングだ、山登りだ、フルマラソンだと楽しそうに活動しているのですが、わたしのほうはといえば、普段、運動不足でして、アクティブな同級生たちをうらやましく思っている今日このごろ。この年で無理は禁物!と思い、マイペースでゆるゆると過ごしています。
しかし、2015年夏に歩くことも、時には楽しい!という経験をしました。
【アルプスの少女ハイジ おんじの家に行ってみたい】
わたしは、カルピス子ども劇場「アルプスの少女ハイジ」が大好きでした。 今でも大好きで、フィギュアを持っていたりします。 それで、舞台になった場所「スイスのマイエンフェルト」をずっと訪れたいと思っていたのです。
スイスという国は地図で見ると大きくないけど、実際は結構大きい(あたり前か)。 過去2回行ったことがあるのですが、グリンデルワルド付近をメインにすると、マイエンフェルトは、足を伸ばすには、ちょっと遠すぎる場所にあります。
しかし、スイス3回目。今回はどうしてもマイエンフェルトに行きたい! ハイジには全く興味がなく、マッターホルンやユングフラウの方がよいという夫を頑張って説得しました(9日間でスイス3箇所周りました)。
【いざ、アルムのおんじの家へ】
マイエンフェルトの前に、グリンデルワルドやツェルマットを周りました。 正直言って、ユングフラフやアイガー、メンヒ、そしてマッターホルンの方が圧倒されるような素晴らしい景観が広がっています。 ちょうど山のお花も咲いている時期で、とてもきれいだったのですが、歩き慣れないわたしは、長時間は歩けず、休憩ばかりしていましたよ~。
なので、わたしが本当におんじの家まで行くことができるのか、夫は内心思っていたようです。 いやいや、長年の夢だった、おんじの家訪問となれば、張り切ってしまいますので、普段出ないパワーも出てしまうというものです。
マイエンフェルトは、グリンデルワルドやツェルマットと違い、人も少なくて静か。
歩いている人には、ほとんど会わず、不安になるくらい。
ひたすら、ひたすら、上って行きます。
途中にあるハイジたちの像。
うーん・・・かわいくない・・・
日本のアニメ「アルプスの少女ハイジ」に出てくる「ペーター」はとってもいい子なんだけど、原作では、クララにやきもちやいて、ここからクララの車椅子を落としちゃうんだって。
ついに、
到着。
今日はおんじは不在でした。
現在のおんじは、ここで旅人にミルクやビールを提供していると聞いていたのだが。
こんな素晴らしいところなのですが、誰もいません。
マイエンフェルトの街では、観光バスも見かけたのですけども。
その後は下っていきます。
ハイジの泉。
ここにも、わたしのイメージとは違うハイジが・・・
それにしても、いやーよく歩いた歩いた。
歩いたあとのビールやワインが美味しかったこと。
普段歩かない生活でも、行ってみたい場所があれば、なんとか身体はついてきてくれるということがわかりました。
なんと30,000歩も歩いたのです。 たぶん人生最高記録と思います。