かあちゃんになって、初めての一人旅のお話、第4回目の今日は、イギリスの鉄道についてです。
このイギリス旅で「行ってみたい!」と思った場所は
1 エジンバラ(なんといっても、この旅の目的地です)
2 湖水地方(ピーターラビットの世界を見てみたい)
3 コッツウォルズ地方(世界一美しい村を見てみたい)
ツアーだったら、3か所回るのもお手の物ですよね。しかし、8日間の個人旅行で、慣れていない土地で、しかも、わたしの場合は英語が話せない(汗)。
3はロンドンからの日帰り観光バスを利用しました。おかげで1日で主要な箇所を見ることができたのでよかったです。次回は、個人旅行でコッツウォルズ地方だけ旅するっていうのもありだなと思っています。 とても素敵なところでした。
2はエジンバラの帰りに寄ることにしました。電車も違うルートになるので、違った車窓の景色が楽しめます。ウインダナミアに2泊し、湖水地方を一日かけてまわるバスツアーに参加しました。コッツウォルズ地方のバスツアーは日本語ツアーがあったのですが、湖水地方は、英語のツアーしかありませんでした。説明はちんぷんかんぷんなのですが、景色に言葉は不要。感動体験の一日でした。
1のエジンバラへは、ツアーのパンフレットを見ると、通常は飛行機でロンドンから飛んでます。でも、ここは、電車で自力で行ってみることにしました。移動も旅の楽しみの一つ。
これは大正解でした。
ブリットレイルパスを使った最初の電車は、ロンドンからエジンバラへ向かう電車。 1等車利用者はキングスクロス駅の待合室が利用できました。コーヒーや紅茶も無料で飲めます。
1等車はがらがらで、1車両を一人で独占しました。そんなにすいていたのは、この時だけで、エジンバラ→湖水地方、湖水地方→ロンドンはかなり混んでいました。 電車によって、食事や飲み物が無料な時と、有料の時があり、英語がよくわからないため四苦八苦しました。この時も、「帰国したら英語を勉強しよう!」と強く思ったっけな。 ちなみに有料だったのは、ロンドン→エジンバラ。新聞は無料でしたが、ベーコンサンドイッチとミルクティーで3.6ポンドでした。
こちら↓はウインダナミア→ロンドン間でいただいた無料のお食事。
エジンバラへ向かうとき、ずっと牧草地帯と牛、という風景だったのですが、途中でぱーっと海が見えた時がありました。なんだかすごっく感動しちゃいました。一人でしゃべる人もいなくて、寂しくないかと思う人もいると思いますが、車窓の景色にあきることなく、わくわくした気持ちで、5時間近くを車内で過ごしました。
一人で、車窓をぼーっと眺めているとき、そこは別世界。友人や家族の同行者がいたら、別世界の中にも日常が入り混じるけど、一人旅は、完全に非日常の世界。
「〇〇さん」(←たまたま結婚した人の姓)でも、「〇〇ちゃんのママ」でもない、ただの私になれる一人旅。
車中のわたし、なんだか、顔がにやけちゃってる気がする。車掌さんが車両に入ってくると、にやけ顔を真顔に戻さなきゃって。
仕事と家庭に追われた10年を、この旅がリフレッシュさせてくれました。
でもやっぱり、わたしの主たるエネルギー源は家族の笑顔。家族と離れ、家族に感謝するよい機会となりました。
一人旅させてくれた家族と、わたしをリフレッシュさせてくれた旅に
ありがとう