前回は、保険案件でポイントを稼ごうとした私ですが、3回振られてしょげている話をしました。
今日は、私が保険案件を紹介してしまった「陸野 太郎さん(仮名)」(以下、R氏と呼びます)のお話です。
「してしまった」という言い回しからもわかるように、紹介したことを反省しています。
私自身は、保険に入ってから30年近くも見直していないので、見直したいなと思っていたのですが、 申し込みしても、なぜか、振られているのです。 無視されてなんの返事も来なかったり、または「お客様の地域は混んでいて対応できない」という返事が来たり。
しかし、R氏の場合は、申し込むとすぐに面談の約束が入りました。 男子優先なのでしょうか。
ここからは、R氏の話をもとに、面談当日の様子を再現ぽく書いてみます。
FP「はじめまして。今日は、どのようなお話を聞きたいですか?生命保険、医療保険、貯蓄目的の保険・・・」
R氏「貯蓄ですかね」
FP「それなら、ちょうどよかった。今日までに加入すると、すごくいい商品があります。本当にいいタイミングでした。・・・・・・・・ぺらぺらのぺ~らぺら」
R氏「なんかリスク高そうですよね」(断っているつもり)
FP「いやいや、それが、・・・・・・・・・・・・ぺらぺらのぺ~らぺら」
R氏「今日中ということですけど、今日は印鑑とか持っていないので」(断っている)
FP「印鑑不要です。サインで大丈夫です」
R氏はまさかそういう流れになるとも思っていなくて、話を聞くつもりだけでしたが、契約をしてしまいました。 もちろん、断ることもできますし、検討しますといえばよい話なので、保険相談案件に消極的になることはないと思います。プロの話を聞くことができてよい点がたくさんあると思います。 ただ、R氏は、金融商品の知識がなく、どんな商品なのか、家に帰って調べてから、納得できたなら契約すればよかったとのことです。 インターネットで調べると、かなりリスクが高いことがわかりました。 実際に、元本割れしてしまっているそうです。
もうなんと言ってよいかわかりません。
「お得な話」って、やっぱり細心の注意が必要だということですね。もちろん、ハイリスクハイリターンの商品や、ローリスクローリターンの商品などいろいろありますので、一概にハイリスク商品を否定するつもりはありません。ハイリスク商品で得をしている方もたくさんいらっしゃると思います。要は、その人に合った商品を選べばよいのだと思います。R氏は、どちらかというと、ローリスクローリターンがよかったということでしたので、そこのところを先にFPさんに言えばよかったのかもしれません。
この話を教訓にして
・保険案件は、安易に人に紹介しない。紹介する場合は、よく注意点を教えてあげる。
・面談時に契約を急がせる場合は要注意。納得してから契約する。
保険案件自体は、保険の見直しをしたい人には良い話なのではないか、と思います。いろいろな商品を知る機会でもあります。
だから、
私にも一回、受けさせておくれ~
それと、
Rさんの商品が上向きになって、入ってよかったと思う日がすぐに来ますように☆彡