記憶が残っているうちに、ブログに書こうと思いましたが、なにせ30年(以上;)前の話。
表にまとめようと思ったら、やっぱり、ずいぶん忘れていました。
写真も、もちろん、デジカメじゃないですから、ネガの時代ですから、プリントしてどこに保管してるのかもよくわからない状態(たぶん、増えた家具で開けられなくなってしまった場所に入ってるハズ;)
全部で23日間というのは記憶にあるのですが、ロンドンに3泊した記憶だけど、そうすると全体の日数が合わなくなってしまうので、2泊にしたり(汗)。
だいたいこんな感じだったかな~。今度N子にも聞いてみよう!
今思い返しても、初めての海外旅行は、毎日毎日が夢のような日々でした。
小さい頃から、ずーっと憧れていたヨーロッパに、アルバイトでせっせとお金を貯めて行くことができて、本当に幸せでした。
思い出すと、日程の最初の方に行った場所ほど、感動が大きかったような気がします。
パリに着いたとき、あんなにあんなに憧れていた場所なのに、もっと感動すると思ったのに、毎日感動しすぎて、感覚が麻痺したような気がしているって思いましたもん。
最後に、この旅で特に覚えていることをお話して締めくくりたいと思います(くだらない事ばっかり覚えててスミマセン)。
・アテネの搾りたてオレンジジュースはとっても美味しい。パルテノン神殿近くの路上で売ってるヘーゼルナッツも美味しい。
・ローマのレストランで、最初にスープとパスタを頼んだら、「どっちか」しか頼めないとのこと。魚を頼んだら、ずらりと氷の上に並んだ魚からオーダーするシステムだった。会計時、びっくりするような高額だったので、尋ねたところ、「その金額は100gあたりの金額だから」みたいな説明でした。ぼったくられたのかどうか、いまだに謎。
・フィレンツェで買った皮の手袋(中に毛皮つき!)が素晴らしかった。お店のおじさまが私の手を触って、ぴったりのサイズを持ってきてくれた。長年愛用していたが、ボロボロになり捨てる時は悲しかった。また買いに行きたい。
・ローテンブルグで泊まった宿がかわいかった。新婚旅行でローテンブルグに行き、「今日どこに泊まろうか?」と思っていたところ、その宿を偶然見つけ、また泊まりました。
・ベネツィアからウィーンまで夜行列車に乗ったが、興奮やら盗難の心配やらなんやらで眠れなかった。朝、ウィーンに着いたときには、うれしかったが、寒すぎた。
・ウィーン初日は、バスに間違えて乗ってしまい、なんだかわけわからない場所で降りた。凍るような寒さに参った。そして美術館(王宮宝物館だったかなぁ?)にやっとたどり着いたら、閉館間近で、アセアセで鑑賞した。
・ウィーンでは、ザッハトルテを食べる予定だったが、巨大なウィンナーシュニッツェルで満腹になり、食べられず、リベンジを誓った。2017年夏にイタリアのボルツァーノで、まさかのザッハトルテに御対面ができ、食べることができました(今日の写真はその時のものです)。
・チューリッヒで、チーズフォンデュを食べに行った。パンのほかに、なにか具を頼もうと思ったが、ドイツ語で全く分からず、適当に頼んだら「洋梨の缶詰」がどっさり出てきた。チーズにつける意味が分からず、そのまま食べてみたが、山盛りの洋梨(缶詰風)は食べきれずに残した。
・マドリッドのマクドナルドで「セットメニュー」を頼んだつもりが、「巨大なコーラ」のみ出てきた。
・同じツアーの人がパリでぼったくりタクシーに遭遇してしまったとのことで、バスの中でカンパ袋が回ってきて、カンパした。
・ベルサイユ宮殿に友人N子と2人で行ったが、たまたま日本人ツアーと一緒になった。そこのガイドさんから「私のガイドは聞かないように」と注意されてしまった。たまたま一緒になっただけなんですけど。
そんなこんなの楽しい23日間でした。
N子、本当にありがとう!!すっごく楽しかった!私の一生の思い出です。あれから、何度も旅に出たけど、あの時の感動は特別なものです。まさにあれが私の旅の原点。
N子のお父さん、お母さん、成田空港まで車で送ってくれて、お昼ご飯御馳走してくださり、お迎えにも来てくださり、ありがとうございました!
心配しながらも送り出してくれた家族や私の周りの方々、ありがとう。
帰国すると、私の大好物「里芋の煮物」と「おはぎ」を母が作って待っていてくれていました。