ANA国内線プレミアムクラス第4弾は、稚内→羽田です。
もう、アップグレードポイントは2ポイントしかありません(アップグレードには、4ポイント必要です)。
7,000円出して、思わずアップグレードしてしまいました。
7,000円は、高いか、妥当な金額なのか、議論は分かれそうです。実際、自分の頭の中でさえも、二人の自分が意見を戦わしている声が聞こえそうです。
お金があれば、迷わずだしてよい金額です。でも、そうでない場合、私の場合、7,000円あれば、あれが買える、あれができる、と、一方では考えてしまうのです。
しかし、往路で味わったあの満足感、質の良い空間をお金で買えるなら、あり、の金額かなと思いました。
しかも、今回は特典航空券で予約しています。行きはアップグレードポイントでプレミアムクラスに乗りましたので、往復で支払ったお金は、7,000円のみ。そう考えると、ますます乗ってもいいのでは、むしろ、乗るべきでは、な~んて思いました。
プレミアムクラスに変更できるのは、搭乗日2日前の0時から。
1回目と2回目の搭乗時には、夜中の0時きっかりにアップグレードしました。
3回目は、フライトの予約そのものが前日だったため、予約と同時にアップグレード。今はオフシーズンですし、焦って予約しなくても大丈夫そうだったので、今回は2日前の日中、手続きしました。
8席のうち、埋まっていたのは2席。1Aが空いていたでのですが、ちょっとだけ迷いました。
なぜなら、行きに予約する時に、埋まっていたのは窓側の3席。窓側で空いていたのは、2Kのみだったので、そこを予約。
しかし、搭乗時には、6席埋まっていました。2列目の通路側が空席となっていたので、2列目の人は、一人で楽々でしたが、1列目の人は、知らない人同士で隣に座っていたからです。
席が埋まっていくのは、まず窓側。その次は1列目の通路側なのかな。とか、考えちゃったわけです。
でもでも、先の事を予測していても、どうなるかわからないので、1Aが空いていれば、1Aがいいよな~、と予約してみました。
出発の日。朝、ANAより「天候確認のお知らせ」というメールが来ました。
冬の離発着率が日本でワースト1という稚内空港ですから、毎日天気予報を見ていました。確かに、この日は午後から吹雪ということで、心配していたんです。
とにかく早めに空港へ行ってみることにしました。
稚内空港はJALは運行していないし、便数がとても少ないのです。
この冬の時期はANAの千歳行きが2便と羽田行が1便です。
ですので、カウンターの方からのアドバイスで、千歳経由で羽田の便を予約したり、慌ただしく過ごしました。
千歳行きはプロペラ機なんですよね。この日は風が強く、機材到着遅れ。
遅れていた千歳行きの機材もやってきて、千歳行きに乗るのか、それとも来るか来ないかわからない羽田行きを待つか選択する時が来ました。
私が乗りたい羽田行きは、羽田からの折り返し運転です。稚内に着けない場合は、千歳または羽田に戻るという条件付きで羽田空港を飛び立ったとのこと。
最終的には自分で判断しなければいけないのですが、地元の方のカンを信じてみることにしました。
「今日は強風だけど、西風だから大丈夫だよ。」地元の方が、心配する私に、声をかけてくださっていたのです。
滑走路の除雪作業も頑張ってくださっていました。
羽田からの便が来ることを信じて待つことにします。
残念ながら、稚内には、ラウンジがありません。
展望テラスがあるので、そこで待っていると、まずは千歳への便が飛び立っていき、そのあと、羽田からの便が無事に到着しました!(ちなみに夕方の千歳便は吹雪で欠航になったとのこと)
一時は、札幌経由も覚悟して予約し、千歳→羽田が遅い便しか空いていなかったので、いったい何時に帰れるのだろうと暗くなっていたところでした。
私の乗る予定の便も少し遅れましたが、羽田まで予定通り直行で行けるので、本当にうれしくなりました!
滑走路を走る間、雪が窓をたたきます。強風も感じ、ちょっと緊張しました。
上空はこんなに青空!
稚内滞在の方に聞いたら、12月下旬で4日連続羽田行が欠航になったんですって。ドキドキの一日でしたが、この日は無事飛べてラッキーだったんですね。
機内では、美味しく機内食をいただきました。
あ、8席あるプレミアムクラスのうち、乗客は3人でした。なので、隣はいらっしゃらず、広々の座席です。
飲み物はスパークリングワイン。行きと同様にアルコールは1杯だけにしておきました(笑)。
「クッキー美味しかったです」とCAさんに言ったら、
お土産もいただき、CAさんの優しいお気持ちやお心遣いに心が温かくなりました💛。ありがとうございます。
ドキドキしたストレスの多い一日だったのですが、ANAのCAさんのおかげで、よいフライトになりました。