前回は、ファーストクラスで修行することを決意した経緯を書きましたが、今日はそのルートを決めた経緯を書きたいと思います。
経費節約のため、というか、渡航日数も限られていたため、最低限の3大陸を選択することは即決でした。
つまりアジア、ヨーロッパ、北米です。
目的地は、まずは子どもの渡欧に同行がメインですから、フランクフルト、またはパリ。
そして、北米はどこに行こうと思った時、すぐに頭に浮かんだのが、「サンフランシスコの友人に逢いに行きたい」ということ。
目的地を単純に繋ぐと
東京(できれば羽田)→フランクフルト(またはパリ)→サンフランシスコ→東京(できれば羽田)
これだって、世界一周航空券は買えるのです。
しかし、これではJGC修行になはりません。
50,000FLY ONポイント(うちJALグループ便25,000FLY ONポイント)以上
ポイントを稼がなくてはならないからです!!
世界一周航空券で、JAL便25,000FOPというのは、結構ハードル高いです。
日本→ヨーロッパ、北米→日本をどちらもJAL便を使うと、JAL便25,000FOPは稼げるのですが、短い旅程の中で全体として50,000FOPを稼ぐのがとても大変だということがわかりました。
そうすると、
ポイントが国内線2倍、アジア線1.5倍を有効活用しなくてはなりません。
しかし、16区間まで飛べる世界一周航空券には、各大陸ごとにフライト制限があります。
北米大陸が6回、その他の大陸は各4回まで。
そして、日本を含むアジア大陸では、途中降機できる回数は2回まで。
一度出た大陸(私の場合はアジア)に再度入ることは出来ません。
JGC修行としての世界一周、しかも、限られた日数での世界一周なので、結構悩ましいです。
羽田→フランクフルト(またはパリ)→サンフランシスコ→羽田
これにどう肉付けするか。
なにせ、同一料金で16区間まで飛べるのです。
まず、思い浮かぶのは、修行するときの定番、那覇へ飛ぶことです。
本当は、札幌を絡めて「三角飛び」というのをやってみたかったのですが、JALは札幌と那覇に直行便がありません。羽田を経由することは、世界一周航空券のルール上できませんので、札幌はあきらめました。
そして、羽田以外からアジアのどこかへ飛ぶ!できればファースト路線のあるところ!を探しました。
しかし、ファーストクラスのある路線は限られておりまして、ビジネスクラスしかありません。ファーストの方が、ポイントも高くなるのです。ビジネスにダウングレードするのはもったいないですが、飛んでないのですからやむを得ません。
できるだけアジアでも遠い所と考え、関空→バンコクをビジネスで飛ぼうと思いました。
香港のラウンジに行くことが、一つの目標のため、関空→香港も考えましたが、もっとポイントを稼ぐために、ここは
羽田→那覇→関空→バンコク→香港
と飛ぶことにしました。
ルールではアジア内4区間まで乗れるので、アジア内だけは、めいっぱい乗ることになります。
また、アジア内は、途中降機(24時間以上の滞在)は2カ所だけというルールもあります。
今回は、チケット上は、香港だけ24時間以上の滞在となっています(実際には、ANAの特典航空券を使って日本に帰ってきている)。
北米はなんと6区間も乗ることができます。私は1区間しか乗りませんでしたが(大陸間の移動は、回数に含めません)。
また、欧州内は4区間乗ることができます。フィンエアに乗って、フィンランドに行こうかなと思っていたのですが、ファーストクラスの設定がなく、カタール航空のファーストに興味があったので、せっかくなので、ドーハに寄り道することにしました。ここで2区間、それと、フランクフルトからパリは陸路移動でしたが、飛行機に乗らなくても、ルール上1区間とカウントされるため、3区間使いました。
ワンワールド世界一周航空券のルールを守りつつ、50,000FOP以上(JAL便25,000FOP以上)稼ぐために、めいっぱいぐるぐるしたいけど、渡航日数は限られているし、若くないんだから身体もいたわらないといけない。
そこでできあがったルート
ANA便は、世界一周航空券を2回に分けて使うために発券したもの。
黄色のフランクフルトとサンフランシスコは、しっかり空港の外に出た所、水色の那覇と香港は、数時間だけ空港の外に出たところです。
ニューヨーク、ロンドン、バンコクも空港の外に出たかったなあ、もったいないなぁ、と思うのですが、修行なので割り切るしかありません。いつか、ゆっくり世界一周できたらいいなあ。
計算では、
50,000FLY ONポイント(うちJALグループ便25,000FLY ONポイント)以上
サファイヤ=JGC達成!
になるはず!
(現在、カタール航空だけ、マイル・FOPがつかずに解脱できないでおります)
【追記】
その後、マイルとFOPが無事につきました☆