30年前のVISAなし入国体験
初めて台北に行ってきました!
正確にいうと、30年位前に一度上陸したことはあるのです。
アムステルダム→台北、台北→成田空港 と帰る予定でしたが、飛行機が遅延し、乗り換えられなかったのです。
この時、日本人乗客は、私一人でした。 拙い英語で、「他の便に振り替えられないか、明日仕事なので、どうしても今日帰りたい」と主張してみましたが、ダメでした。 乗客の中には、「明日結婚式だから、どうにか他社便に振り替えてもらえないか」と交渉している人もいました。今思えば、ご自分の結婚式だったのかどうか不明ですが、彼もホテルに向かう同じバスに乗っていました。
当時、台湾に入国するには、VISAが必要でした。しかし、このような事態だったため、空港でパスポートを預け(?)、航空会社の手配でホテルへ向かうバスに乗りました。ホテルからは一歩も出ないでくださいと言われました。
ホテルに到着し、レストランで夕食を食べるように指示されました。一人旅の人が、ドイツ人女性と、アメリカ人男性と私の3人で、なんとなく3人で同じテーブルに座り、夕食を食べました。
翌日仕事を休む連絡と、家にも帰国日が遅くなるという連絡をしなければと思い、ホテルの部屋から電話をしました。
日曜日まで休んで、月曜日から仕事だったと思うので、誰になんて話したのか記憶がないのですが、親に連絡をしたんだっけなぁ。
翌日、無事に帰国できましたが、この時、「中華航空」と「台北」の印象が悪くなってしまったのは事実。
しかし、その後結婚して、子連れでハワイに行くようになり、中華航空には、何度も何度もお世話になりました。そして、中華航空への印象はどんどんよくなっていきました。
渡航先としては、ヨーロッパが大好き!で、子連れ時代は、ハワイ(グアム、サイパン)が定番だったので、台北を訪れることなく約30年が過ぎていきました。
台湾に行くことになったよ
ある日、台湾に行く機会が訪れました。
しかし、この3世代で行く台湾は、実行にいたらず、結局、私の父と上の子が行くことになりました。
「じーじと孫の台湾旅」どうなるか、とっても楽しみでした。
上の子は、台湾旅行をしたことがあるし、30年以上国際線に乗っていない父にとっての案内係であります。
父の知人が台北に住んでいて、その方に会うのが目的でしたが、やはり現地に到着するまで、英語を勉強している大学生の孫がいたほうが何かと安心。
ところが、、、
旅行前日から上の子が熱を出し、病院で検査したところ、インフルエンザでした。
父は、頑張って成田空港へ行き、Wi-Fiを借り(当日まで、「Wi-Fiって何?」レベル)、キャセイパシフィック航空機内では多少の英語に苦労し、無事、台北桃園空港で知人に会えたのです。
「なるようになれ」って気持ちで、一人で台湾に向かったとのことでした。
そして、私にも台湾へ行く機会がやってきました!!
高校時代の部活仲間との旅行です。
これまでに、シンガポールと、伊勢志摩名古屋を旅しています。
どちらも、現地に住む友人を訪ねることが目的でありましたので、純粋な旅は今回が初めてだったのかもしれません。
現地でエスコートしてくれる人もいません。
3人共英語を話しません。
まあ、なんとかなるでしょう。
たまたま、子どもと行く上海旅行と同じような冬の時期になりました。
上海から帰ってきて18日後に台北へ向かうというスケジュールでした。
仕事で飛行機に乗ることのない私にとっては、これは過密スケジュールの部類です(笑)!
1か月の間に、2回も国際線に乗るなんて人生初めてのことです!
なんだかワクワクするな~。
タイトルには準備編となっていますが、今回は、1回会って、打ち合わせをしたのみでした。
あとはLINEで、行きたい所とかそれぞれの知人に聞いた情報などを交換しました。
・千と千尋の神隠しの舞台「九份」には行ってみたい
・動物園でパンダに会いたい
・猫空のロープウエイがよさそう
・半日観光ツアーにのっかってみる?
・占いが当たるらしい
・夜市に行ってみよう
・台湾シャンプー面白そう
・鼎泰豊で小籠包食べる(このメンバーでシンガポールの鼎泰豊に行っている)
・故宮博物館はどうすっか
・足つぼマッサージもやりたいなぁ
それぞれ意見などを出しました。
出発前に決まったことは、2日目に九份へ行くこと、そのために「貸し切りチャーターを予約しておく」ってことだけでした。
当日3人でどこへ行くか決めるのも楽しいでしょう。天気で決めようってことになりました。
わたしは、出発前に「るるぶ」を買ってみました。
また、上の子から借りた本がとっても面白くて役に立ちました。
朝日新聞出版の「ハレ旅」。
今後シリーズが増えることを期待しています。