陸マイラーのせかいのたび

ANA中心のマイラー、ゆる~く14年生。2016年に情勢の変化を知り、びっくり!世界一周航空券を使って、2017年SFC修行、2018年JGC修行しました。

旅の思い出1 初めての飛行機はヨーロッパへ向かう ⑥(最終回)23日間の旅程を思い出してみた

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記憶が残っているうちに、ブログに書こうと思いましたが、なにせ30年(以上;)前の話。

表にまとめようと思ったら、やっぱり、ずいぶん忘れていました。

写真も、もちろん、デジカメじゃないですから、ネガの時代ですから、プリントしてどこに保管してるのかもよくわからない状態(たぶん、増えた家具で開けられなくなってしまった場所に入ってるハズ;)

全部で23日間というのは記憶にあるのですが、ロンドンに3泊した記憶だけど、そうすると全体の日数が合わなくなってしまうので、2泊にしたり(汗)。

だいたいこんな感じだったかな~。今度N子にも聞いてみよう!

今思い返しても、初めての海外旅行は、毎日毎日が夢のような日々でした。

小さい頃から、ずーっと憧れていたヨーロッパに、アルバイトでせっせとお金を貯めて行くことができて、本当に幸せでした。

思い出すと、日程の最初の方に行った場所ほど、感動が大きかったような気がします。

パリに着いたとき、あんなにあんなに憧れていた場所なのに、もっと感動すると思ったのに、毎日感動しすぎて、感覚が麻痺したような気がしているって思いましたもん。

最後に、この旅で特に覚えていることをお話して締めくくりたいと思います(くだらない事ばっかり覚えててスミマセン)。

・アテネの搾りたてオレンジジュースはとっても美味しい。パルテノン神殿近くの路上で売ってるヘーゼルナッツも美味しい。

・ローマのレストランで、最初にスープとパスタを頼んだら、「どっちか」しか頼めないとのこと。魚を頼んだら、ずらりと氷の上に並んだ魚からオーダーするシステムだった。会計時、びっくりするような高額だったので、尋ねたところ、「その金額は100gあたりの金額だから」みたいな説明でした。ぼったくられたのかどうか、いまだに謎。

・フィレンツェで買った皮の手袋(中に毛皮つき!)が素晴らしかった。お店のおじさまが私の手を触って、ぴったりのサイズを持ってきてくれた。長年愛用していたが、ボロボロになり捨てる時は悲しかった。また買いに行きたい。

・ローテンブルグで泊まった宿がかわいかった。新婚旅行でローテンブルグに行き、「今日どこに泊まろうか?」と思っていたところ、その宿を偶然見つけ、また泊まりました。

・ベネツィアからウィーンまで夜行列車に乗ったが、興奮やら盗難の心配やらなんやらで眠れなかった。朝、ウィーンに着いたときには、うれしかったが、寒すぎた。

・ウィーン初日は、バスに間違えて乗ってしまい、なんだかわけわからない場所で降りた。凍るような寒さに参った。そして美術館(王宮宝物館だったかなぁ?)にやっとたどり着いたら、閉館間近で、アセアセで鑑賞した。

・ウィーンでは、ザッハトルテを食べる予定だったが、巨大なウィンナーシュニッツェルで満腹になり、食べられず、リベンジを誓った。2017年夏にイタリアのボルツァーノで、まさかのザッハトルテに御対面ができ、食べることができました(今日の写真はその時のものです)。

・チューリッヒで、チーズフォンデュを食べに行った。パンのほかに、なにか具を頼もうと思ったが、ドイツ語で全く分からず、適当に頼んだら「洋梨の缶詰」がどっさり出てきた。チーズにつける意味が分からず、そのまま食べてみたが、山盛りの洋梨(缶詰風)は食べきれずに残した。

・マドリッドのマクドナルドで「セットメニュー」を頼んだつもりが、「巨大なコーラ」のみ出てきた。

・同じツアーの人がパリでぼったくりタクシーに遭遇してしまったとのことで、バスの中でカンパ袋が回ってきて、カンパした。

・ベルサイユ宮殿に友人N子と2人で行ったが、たまたま日本人ツアーと一緒になった。そこのガイドさんから「私のガイドは聞かないように」と注意されてしまった。たまたま一緒になっただけなんですけど。

そんなこんなの楽しい23日間でした。

N子、本当にありがとう!!すっごく楽しかった!私の一生の思い出です。あれから、何度も旅に出たけど、あの時の感動は特別なものです。まさにあれが私の旅の原点。

N子のお父さん、お母さん、成田空港まで車で送ってくれて、お昼ご飯御馳走してくださり、お迎えにも来てくださり、ありがとうございました!

心配しながらも送り出してくれた家族や私の周りの方々、ありがとう。

帰国すると、私の大好物「里芋の煮物」と「おはぎ」を母が作って待っていてくれていました。

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旅の思い出1 初めての飛行機は南周りヨーロッパ ⑤ツアーでよかったのか

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初めての海外旅行は、添乗員さんつきのツアーだったため、フリータイムの事はまだ少し覚えているのですが、団体行動の時は、自分で調べて行ってないせいか「どこへいったんだっけ?」って記憶がなくなりつつあります。いえ、ほとんど覚えていないという方が正しいかも。

そういえば、ドイツでは、ローレライっていうのも見たなぁ。とか。

あの教会は、なんていう教会だったけ。とか。

ツアーは確かに効率的にたくさんの場所に行くことができます。

ガイドさんもついてくださるので、歴史的な話、面白い話などなど聞けてとってもよいです。

しかし、自分で調べなくても連れて行ってもらえるので、結果、時間がたつと忘れてしまうんだろうなぁ。

効率は悪くても、苦労して、やっとたどり着いた場所って、とっても思い出に残る。

どっちがよいかは個人の好みだと思います。だから、どっちがよいかは、その人次第。

私は、過去は「反省すれども後悔せず」をモットーにしていますので、最初の海外旅行はツアーでよかったと思っています。

やっぱり、未知の世界過ぎて、フリーで行けるかどうかよくわからなかったし、親も心配していたし。

最初のツアーを経験したからこそ、「2回目はフリーで行けるかも。次はフリー旅行がしてみたい!」って気持ちが固まりましたもん。

ただね、最初の海外旅行が大学3年と4年の間の春休みだったものだから、次の旅行が学生旅行の最後、卒業旅行になりました。

もうちょっと、早く最初の海外旅行に行っていれば、憧れの「ヨーロッパフリー旅行」に行けたのになぁっていうのは、今でも時々思うのです。

卒業旅行では、「学生のうちにアメリカに行きたい」と「ヨーロッパフリー旅行にも行きたい」とが葛藤して、前者のアメリカ旅行にしたからです。

もしかしたら、どっちも行けた?

行けたかもね。当時はそんな発想にならなかったけど。

30年たって、10日間でアメリカ大陸もヨーロッパ大陸と回る世界一周航空券を使うようになるなんて、当時は考えてもなかった。

昨年は、10日間で地球を1周ぐるっと急ぎ足でしました(SFC修行のためなんて言いながら、通常ならできない経験をして楽しんできました)。

旅の思い出1 初めての飛行機は南周りヨーロッパ ④いよいよ出発

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ついにその日はやってきました。

私の記憶だと、2月22日だったような。

N子のご両親が成田空港まで送り迎えをしてくれました。

N子の家の車がうちまで来てくれて、私の母がお見送り。母の目がウルウルしていて、というか泣いてたと思います。

母をこれまで何度も「一緒に海外旅行へ行こう」と誘いましたが、首を縦に振ってくれません。

母にとっては、海外って未知のところです。私を送り出すのがとても心配だったのでしょう。

その気持ちは、母親になった今わかります。

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成田空港で、N子のご両親にごはんを御馳走になりました。当時、ラウンジがあるなんてことももちろん知らなかったし、入る資格もないしね。

ドイツ料理だったのかなぁ。大きくて美味しいソーセージを食べたような記憶です。

ごちそうさまでした。

そして、集合時間になり、添乗員さん、ツアーメイトとご対面です。

添乗員さんは、優しそうなお姉さまでした。自己紹介で「最初、商社に勤めていたが、転職しました。学生さん向けのツアーは、フリータイムが多くて、気に入っていて希望して添乗しています。フリーの間は、私も各地の友人と会ったりして楽しんでいます」とおっしゃっていました。素敵!

仲間は、男子学生が確か4人組、女子大の女子学生も確か4人組、あとは、関西からの女子学生2人組と、関東からの女子学生2人組と、私たち2人組、、、これで計算すると、14人か、、もうちょっと多かったような気もするな。当時はケータイもパソコンもメアドも何もなかったから、どなたの連絡先もわからないけど、今久しぶりに顔を思い出していました。懐かしいです。

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初めて乗る飛行機は、本当に緊張しました。

隣のN子の手を握っていましたからね。

実を言うと、今でも離陸と着陸のときは、とても緊張して手を組んでお祈りしています。

この話、よく笑われちゃんですけどね。

初めて乗った飛行機は、成田空港を出発し、給油地カラチを目指しました。

カラチでは、白い服を着た人たちが、機内に入ってきて粉を巻いていたという記憶。あれって、なんだったんだろう。消毒?いずれにしても、私はびびってました。

そしてルフトハンザ機がフランクフルト空港に到着すると、飛行機を乗り換え。今度はオリンピック航空に乗ります。ルフトハンザに比べると、機体が古そうだし、機内食の食器がぼろかった記憶です。

成田を出発して、どれくらいたったのでしょうか。ようやく、最初の目的地、アテネに到着。

そう考えると、私が初めて行った外国は、ギリシャということになります。

パルテノン神殿など、「教科書の写真と同じだ!!」なんていう感動でした。搾りたてオレンジジュースの美味しさにも大感動しました。

イドラ島の美しさにも魅了されました。いつか、またギリシャに行きたい!そう思って、もう30年か・・・

旅の思い出1 初めての飛行機は南回りヨーロッパ ③オプショナルツアーって!?

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フリータイムの多いツアーを選び、なるべくフリーを楽しもうと思っていた私と友人でしたが、旅行会社から電話があり、「オプショナルツアーに参加したほうがよい」と言われました

友人と旅行会社のある神田まで出かけたっけ。

旅行会社の方が、(オプショナルツアーの長所をあげ、個人で日帰りで行くのは危ないとか、とっても不安がらせたりもして)、オプショナルツアーをおすのです。まあ、旅のプロが言うのだし、私たち何も知らなかったしねえ。

アテネからイドラ島、エギナ島、ポロス島を巡るツアー→個人でイドラ島だけ行くことにしました。

ローマからナポリポンペイツアー→ポンペイにはとっても興味があったこと、ローマからの日帰りは個人では難しいことからオプショナルツアーに参加決定。

チューリッヒからユングフラウヨッホツアー→これすっごく高かったんですよね。うろ覚えだけど26,000円位だったような(しつこいが、ファーストフードのアルバイト時給550円の時代)。でも、旅行会社の方に猛烈にオススメされて参加しました。

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その後、新婚旅行でユングフラウヨッホ近くのクライネシャイデックまで、そして3年前に再びユングフラウヨッホに行きました。本当に大好きな場所です。

トレド(スペイン)ツアー→これうろ覚えですが、トレドには行ってみたかったのと、旅行会社の方が、スペインは公共交通機関の時間が正確でないから、ツアーに乗った方がよいと強力オススメしてくれた記憶。ツアーに参加しました。

ロワール古城巡りツアー→このツアー自体にはとても興味があったので、参加したかったのですが、それよりも個人でベルサイユ宮殿に行ってみたかったので、ロワールには行かず、ベルサイユへ行きました。

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その後(約四半世紀後)、上の子どもともベルサイユ宮殿に行きました。

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初海外旅行ですすめられたオプショナルツアーの中で、最後まで迷ったのが、アテネからエーゲ海の島に行ってみたいけど、自力で行けるか?ツアーに乗った方がよいか?ということ。

到着日翌日だったし、ギリシャ語はもちろん、英語ほとんど話せないし。

でも、自力でイドラ島に行って、本当によかった。素晴らしい所でした。3島めぐりのツアーに参加した人に聞いたら、すっごく忙し過ぎて、楽しむ余裕もなかったって言ってました。1日で3島はハードスケジュールなのかな。

私たちは、アテネから日帰りで楽しめる島から、イドラ島を選びました。イドラ島を満喫できて本当によかったです。写真をお見せしたいくらいです。初めての海外旅行で、到着日の翌日、この時の「自分たちで行けた。楽しかった」経験が、その後の私のとっても大きな力になりました。

旅の思い出1 初めての飛行機は南回りヨーロッパ ②準備編

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なにせ、初めての海外、初めての飛行機ですから、もう大騒ぎです。わからないことだらけ。

カバンはどうする?両替はどうする?旅行保険はどうする?洋服どうする?靴どうする?

【スーツケース】

カバンは、フランスに留学経験のある友人にT子に聞いて、浅草橋までスーツケースを買いに行きました。サムソナイトがオススメだそう。

2回目の旅ではリュック(これは、フリー旅行の先輩である友人G子にオススメを聞いて、御茶ノ水に買いに行った)だったので、このサムソナイトはそれからしばらく使いませんでした。子連れ旅の時に久しぶりに使いましたけど、何年か前に捨ててしまいました。

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この手前の真ん中の黒いサムソナイトのスーツケースが、初海外のお伴でした。

また、ついでに言ってしまうと、この過去記事の最後に「リモワのサルサエア、65Lのサイズも欲しい!」と言っていますが、昨年夏に買ってしまいました(^-^)。

【両替】

今旅に出る人には何の参考にもなりません。ヨーロッパ周遊するのに、当時はアメリカドルのトラベラーズチェックを持参するのが普通だったようです(ユーロ登場のずうっと前の話)。旅行会社で勧められました。8か国周遊だったので、入国するたびに、8回もその国の通貨に両替です。結構面倒ですよね。しかも、クレジットカードというものを1枚も持っておらず、足りなくならないように多めに両替したため、かなり残りました。その後円高になったので、がっくりでした。

今は学生さんもクレジットカードは海外旅行の必需品ですもんね。私が初めてクレジットカードを作ったのは、社会人になってしばらくしてからでした。

【旅行保険】

これも、何も知識がなかったので、旅行会社のオススメ(=高い)のパックになった保険をかけてしまいました。その後は、パックではなく、治療保険を中心にバラで安くかけていました。

クレジットカードに付帯している保険でOK!なんていうふうになったのは、ここ10年くらいのことかなぁ。

【洋服】

「お金持ちに見られないように」それなりの格好するようにってアドバイスもらいました。お金持ちじゃないんですけど、日本からの旅行者ってだけで、お金持ちに間違えられるとか。

あとは、「ヨーロッパの人は街中ではダウンジャケットを着ないから、ダウンを街で着ない方がよい」って噂がありました。現地に行ったら、噂ってわかったんですけどね。

新潟のおばちゃんから、軽くて暖かいダウンじゃないヤッケを借りました(おばちゃんが若い時に買った超年代物)。去年、おばちゃんの所に行ったら、このヤッケがまだありましたよ。「あ~!!」って思わず声を出したら、「ヨーロッパに着ていったよね」っておばちゃんも覚えていました。

【靴】

これ、今でもなんだか形や色を覚えてるんですけどね、バイト先(ファーストフード)で履いていた白いスニーカーを持っていきました。いけてなかったし、寒かったなぁ。

あと、「レストランにはちゃんとした靴で」って聞いていたので、一応パンプスも持って行った記憶。

【つまり】

お金持ちに見られちゃいけないっていろんな人から言われ(貧乏学生でフツーにしててもお金持ちには見えなかったと思うけど)、年代物のヤッケに、バイト先で履いていた、いけてないスニーカー、だけどスーツケースはピッカピカのサムソナイト(しっかりローマ字で名前のシール貼ってた)。

なんか恥ずかしい(〃ノωノ)。

【当時のガイドブックに書いてあったこと】

「レストランではお水は有料。ガス入りは日本人の口に合わないので、ノンガスを頼む事」

当時(約30年前)、「ガス入りの水ってどういうこと!?」って衝撃を受けました。今やフツーです。日本人の口に合います。私大好きですもん。

旅の思い出1 初めての飛行機は南周りヨーロッパ ①計画編

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ここのところ、私は懐かしい話で盛り上がっております。

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しかし、昔の話を思い出そうとすると、ちょっと、ではなくて、随分、かなり、ほとんど(?)忘れてしまっているということに気が付いた次第です。

最近、物忘れが本当にひどくなり、このままだとすっかり忘れてしまうのではないかという危機感が・・・

そこで、覚えている範囲で、記録しておこうと思いました。

今日はその初回です。

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私が海外に興味を持ったきっかけのひとつは、この「カロリーヌのせかいのたび」という絵本です。

うちは、家族で旅行に行くこともなかったし、当時は「海外旅行へ行く」というのは、今ほど普通の事ではなかったと思います。

高校でも大学でもアルバイトをして、自分のお金で旅行に行こう!と決めました。

ついに初めて飛行機に乗ったのは、大学3年が終わり、4年生になろうとする春休みでした。

今思えば、もうちょっと早く行けばよかったです。そしたら、社会人になる前に、もっと何度も行けたのに。

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私に大きな影響を与えた友人がいます。高校時代の友人G子です。大学2年が終わろうとする頃、連絡がありました。

「春休みに2か月ヨーロッパへ行くので、その間、家庭教師の代行をしてもらえないか」ということでした。

家庭教師の話よりも、「ヨーロッパ!?2か月!?どういうこと!?」

私は大興奮してしまいました。私も知っている高校時代の友人Y子と2人でフリーで旅行するというのです。G子も私と同じようにバイトを頑張っている貧乏学生。そのG子が!

「飛行機代はそれなりの値段がするけれど、ヨーロッパ内の移動はユーレイルパスを使い、宿はユースホステルを使えば安く行ける。1週間行くのも、2カ月行くのもそんなに予算は変わらない。ヨーロッパ往復するのが高いから、せっかく行くなら周遊したほうがよい。全額自分のアルバイト代で行く」そんな話をしてくれたと思います。

身近な友人がヨーロッパへ行ったということは、自分の旅も現実味を帯びてきました。私も3年の夏休みか春休みには行こう!と心に決めました。

そして、高校時代の友人N子と3年と4年の間の春休みにヨーロッパへ行くことになりました。初めての海外で、一人で行こうなんていう勇気は全くありませんでした。 また、G子とY子のようなフリーの旅も、かっこよくて憧れるけど、初めてだし、やめておこうということになりました。

(ちなみに、G子は初海外でフリー旅行、初回はY子と2人旅でしたが、その後(大学3年、4年)は1人でヨーロッパをフリーで旅していました。30年経った今でも、ヨーロッパのユースホステルでお友達になった外国人との交流が続いていてとても素敵です。)

私とN子は、いろいろなパンフレットを持ち寄って、どのツアーにするか検討しました。もちろん、当時インターネットはありません。

パリ、ロンドン、ローマはもちろん行きたい!どうせ行くなら、あそこも行きたい、ここも行きたい、とどんどん欲が出てきました。

「卒業旅行」の学生をターゲットにしたヨーロッパ旅行の中から、やっと1つ選びました。

決め手は、「オーストリア、ギリシャが入っているツアーは他になかったから。」ということだったと記憶しています。オランダやベルギー、ポルトガルなどにも行ってみたかったけど、卒業旅行用のヨーロッパ周遊で、当時そのようなツアーは見つかりませんでした。

「最初はツアーでいって、2回目からはG子みたいにフリーで好きなところに行ってみたい」と思いました。また、ツアーを選ぶ際には、なるべくフリータイムが多いことを条件に選びました。

私たちが選んだツアーは、

・ヨーロッパ23日間

・ルフトハンザ航空の南回り

・成田空港から添乗員がつく

・ホテルと移動はついている

・食事は全行程朝食のみ

・フリータイムが多く、オプショナルツアーを別途利用する

・オプショナルツアーを含まない旅行代金は、398,000円だった記憶(当時、ファーストフードのアルバイトもしていたが、時給は550円位だったと思う)

ツアーを決めてから、そのパンフレットを毎日毎日眺めました。そして、自由行動日をどうするか、N子と会って話をするのはとても楽しかったです。

子連れ旅行だけでなく自分の海外旅行歴を思い出してみた

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前回、子連れ旅行のことをあれこれと思い出して、ブログを書きました。

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そうしたところ、Twitterでのお友達からいろいろなコメントをいただきまして、とてもうれしかったです。

そんな中で、Twitterお友達の旅と私の旅との共通点も見つかりました。

☆tokutomoさん

・初めて飛行機に乗ったのは大学3年。アルバイトでお金を貯めて南回りのヨーロッパ。

☆momogumiさん

・卒業旅行はアメリカ。大陸のあとハワイに寄り、その時の印象はいまひとつだったが、後にハワイ好きになる。

ちょっとした共通点ですが、なんだかうれしい

そして、どちらも、ハプニングいっぱいの楽しい楽しい旅だった旅だったのですが、記憶がかなりなくなってきていることも判明しました。

なんせ、私の場合には約30年前ですから。

そういえば、夫に「知り合う前に旅行した国を教えて」と言うと、「忘れた」って言うんですよね。

「言うのが面倒なのか?」「言えないような所に行っているのか?」など、私の頭の中は「」でいっぱいでしたが、今となっては、どうやら本当に忘れているらしいんですよ。

私も忘れる前に少しでも思い出して、ブログに書いて残してみようと思いました。

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昔の旅行は、もうずいぶん忘れちゃってますが、ちょこっとずつ、書いていきたいと思います。どれもこれも、キラキラ☆わくわくの思い出です。

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